王会長、球児に切り替え呼びかけ「新たな気持ちで」

  • 第29回センバツで初優勝を飾った王貞治投手(左から2人目)ら早実ナイン(1957年4月7日撮影)

ソフトバンク王貞治球団会長(80)が29日、オンライン取材に応じ、3年ぶりのリーグV奪回と4年連続日本一を目指すチームに「開幕ダッシュ」を求めた。新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、開幕は約3カ月遅れの6月19日に決定。前例のないシーズンとなるが、「与えられた条件でどう戦うか。勝利をもぎ取っていくか。腕の見せどころ」と克己で乗り越えることを求めた。

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王球団会長は夏の甲子園中止に心を痛めた。「高校野球が中止になることなんて本当に考えられなかった。日本の場合、甲子園大会は絶対だったからですね。選手はもちろん、老若男女、野球をやったことがある人もない人も、みんな特別な思いを持って期待していたと思う。本当にあるべきものがないというのがこんなに寂しくなっちゃうもんかと感じている」としんみりと話した。自身も早実時代にセンバツ大会V投手の経験がある。「何が一番いいことかと、前向きにとらえていきたい。むしろ新たな気持ちで野球に取り組んでいけるのではないかとも思う」と、切り替えの大切さも呼びかけた。