中日が2日のヤクルト戦(神宮)で始まる関東での9試合の練習試合に向け、名古屋駅から新幹線の1車両を貸し切って移動した。隣のもう1車両は一般客と同乗。昨年まで切符の変更が可能だったが、首脳陣と選手、スタッフを1便に限定して団体行動を徹底した。東京駅から宿舎ホテルへのバス移動は通常の2台から3~4台に増便。宿舎と球場を往復するバスも増やして、新型コロナウイルス感染防止に努める。

加藤球団代表は「遠征中は原則として外出は禁止。コンビニやドラッグストアなどに行くのは問題ない」と説明。宿舎では不要不急の外出は原則として認めない方針で、外食はテークアウトを容認している。また宿舎での食事はグループ分けして時差を設ける。3月のオープン戦、練習試合での遠征から続ける3密回避策で、10泊11日の長期ロードを乗り切る。