新型コロナウイルス感染から回復した元近鉄、日本ハム、楽天監督の梨田昌孝氏(66=日刊スポーツ評論家)が1日、解説者として所属するNHKの「ニュースウオッチ9」にリモート出演した。

退院後、初めて公に姿をみせた同氏の表情は、体重は15キロ減少したが、肌つやも良く復調ぶりをうかがわせた。番組内では胸部エックス線画像に白い陰影が映った症状を説明。人工呼吸器を外した瞬間を「生き返ったなと思った」と振り返った。

自宅で歩行トレーニング、手洗いする光景も映し出された。感染者、医療従事者への誹謗(ひぼう)中傷が社会問題になっていることに「助け合う、励まし合う、それが自分自身の幸せにつながる」と訴えた。