ロッテ種市篤暉投手(21)が日本ハムとの練習試合に先発し、2回5安打3失点と課題を残した。

直球は140キロ台中盤を安定してマークしたものの、甘く入ったところを痛打されるケースが目立った。3月末以来の実戦登板を「今日は腕が振れなかった。直球でファウルが取れず、決め球もなかったです」と反省。「全てが悪かったと思うので反省しか出てこない。ここから調子を上げていくしかないです」とコメントした。

井口監督は「まだまだ本来の種市の形ではないと思うので、もう少し精度を上げて、また次回は球数とイニングを増やしてもらいたい」と現状を評価。シーズン初先発については「開幕はたぶんカードの頭ではないと思う」と話した。