約8カ月ぶりの実戦登板となった阪神先発のオネルキ・ガルシア投手(31)が、4回1安打無失点の好投を見せた。

日本一軍団の強力打線を相手に、テンポいい投球を披露。初回先頭の上林に二塁打を許した後は無安打に抑えた。3回以外は安打と四球で走者を背負ったが、落ち着いて後続を打ち取った。降板後は「すごくいいピッチングだったと思うよ。全体的に体も良かったですし、真っすぐも走ってたかな」と振り返った。

昨季はシーズン終盤に先発からリリーフに転向し、「第2先発」として活躍。チームのクライマックスシリーズ(CS)進出に大きく貢献した。今季は春季キャンプ序盤で左肩のコンディション不良を訴え、3月から2軍調整していた。「ファームでトレーナーさんにしっかりトレーニングをさせてもらって、こういう結果が生まれた。すごく感謝していますし、これからも続けていきたいね」と話した。

ガルシアの実戦登板は救援した昨年10月11日巨人とのCSファイナルステージ以来。先発は同9月16日の巨人戦以来、265日ぶりだった。