阪神先発の岩貞祐太投手(28)が6回3失点の粘投を見せた。今季3度目の先発となった左腕は9安打を浴びながらも、要所を締める投球。伸びのある直球とブレーキの利いたチェンジアップを武器に、大量得点を与えなかった。打線の援護にも恵まれ、勝ち投手の権利を持って降板。7回から2番手岩崎にマウンドを託した。

地元熊本は大雨特別警報が出され、土砂崩れなどで大きな被害が出ている。離れた故郷を勇気づける力投にもなった。