ヤクルトの4番村上宗隆内野手(20)が、適時打を放った。

1点差に詰め寄られた5回2死一、二塁、カウント2ボールから巨人桜井の内角低め128キロカットボールにうまく合わせて右前打とし、1点を追加。桜井を先発マウンドから降ろした。

塁上で、両手でガッツポーズをした村上は「点を取られた後だったので、すぐに取り返したかった。積極的に仕掛けることができました。ランナーをかえすことができてよかったです」とコメントした。

1回には、2死一塁でカウント3-1から巨人桜井の内角高め141キロ直球を左中間へ。打球は高く上がったが、中堅手丸と左翼手亀井がお見合い。2人の間にポトリと落ちる二塁打で走者青木が一気に生還し先制点も挙げた。

開幕から4番に座り続ける若き主砲が打点を挙げ、存在感を見せた。