雨天の中、リーグ戦3季連続優勝中の大商大に、昨秋6位の神院大が粘りを見せた。

6点を追う9回裏に3点を返した。なおも2死満塁で1発出れば逆転サヨナラ勝ちという場面をつくったが、津岡就人外野手(4年=明石商)が一飛に倒れた。

神院大には12人の4年生が在籍していたが、新型コロナウイルス感染拡大のため、4月初旬に活動停止。就職活動を優先させるため、4人が引退した。この日は残った8人全員がベンチ入り、14日に先発予定だった山本颯輝投手(4年=今治北)以外の7人が試合に出場した。

この日先発した内海柊太朗投手(4年=東洋大姫路)は今回の代替試合について「4年生全員が試合に出場することができて良かったが、だからこそ勝ちたかった。残り3試合は勝ちたい」と巻き返しを誓った。