ナゴヤドームは7日、今季から4階に新設された観戦席「docomo 5G プライム・ツイン」を報道陣に公開した。同席はナゴヤドームとNTTドコモが「新たな観戦スタイルの創造」を目的に構築した新たなタイプの席種だ。

同席は一塁側、三塁側にそれぞれ244席設置され、2人1組で使用できる。テーブルには5Gスマートフォンが設置。5種類のライブ映像、スタメンデータから好みの映像を選択でき、拡大して見ることもできる。また映像は5Gならではの0・5秒以内の低遅延映像で提供される。NTTドコモはラグビーW杯などでスポット的に5Gが利用できる席を作ったが、プロ野球の本拠地球場で、年間を通じて設置するのは初めての試みだ。

同席は食事をしながら野球観戦が楽しめ、お弁当とワンドリンク付きで販売される。新型コロナウイルス感染拡大の影響で、全席販売が解禁されてから、一般販売される。