阪神大山が3年連続2ケタ本塁打となる10号ソロを放つなど3安打2打点で勝利に大きく貢献。単打が出れば、サイクル安打の活躍だった。

矢野燿大監督の一問一答は以下の通り。

-秋山は制球も安定していた

矢野監督 抹消になってからも、さらにキレが出てくるような調整をしてくれてたし、それがしっかり結果に結びついた。球数も少なかったけど、ちょうどチャンスで(打席が)回ってきたし、アキの責任は十分果たしてくれていた。十分なピッチングしてくれた。

-大山が見事な4番の働き

矢野監督 この2試合か。その前はちょっと(よくなかったけど)。どうしてもシーズンの中で波があるから、どんなバッターでもある。この波を小さくしていくというところでは、昨日、今日のどこかにきっかけっていうのが、何かしら本人にもあると思う。まだまだシーズン続くんで、その波を小さくしてやってくれたら。

-大山が打っていい勝ち方

矢野監督 結果だけを見たらいい勝ち方だけど、結局1点、1点しか取れていないのはチームとしては…。やっぱりあそこでもっと畳みかけたい。やっぱり点を取れるところでもっと取らないと。この試合もどうなってもおかしくない試合。今日勝ったからいいわというふうには思えない。

-ガンケルがイニングまたぎ

矢野監督 オレはあんまりあれやったけど、福原が「ガンケルが球数も少ないからどうですか?」と言ってくれたんで。どうしようかなと思ったけど。球数も少なかったし、状態も昨日今日と良かったし。そういうところでは。四球がないピッチャーなんでそうしようかなと。

-接戦の中で近本の守備も光った

矢野監督 そうやね、今日はいいところでね。フェンス際っていうのは難しい部分があるけど、すごくいい反応をしてくれた。チカの守備というか、入りもよかったし、追いつける足もあるから。まあ良かったです。

-明日からも遠征が続く

矢野監督 体もみんな疲れているしね。何とかチーム全員でそれを乗り切っていきたいって思う。だからこそ打線が1点で止まっているところを2点、3点と取っていくと、相手ピッチャーも下がったピッチャーが出てくるから得点できると思う。