追手門大が17年春以来の1部での初戦を戦い、悔しいコールド負け発進となった。3回に一気に6失点し、流れを完全に奪われた。

新型コロナウイルスの影響で3月1日から7月後半まで施設を使えず、その後も週3日、1日1時間などの制約の中、対外試合をすることなくこの日の初戦を迎えた。15年1月からチームを率いる元中日投手の小島弘務監督(52)は「うちは高校の時に試合に出ていない子も多い。1部を経験することで次につながる。出た結果で次に、立て直せるように」と、4番にルーキーの奥野弘大捕手(1年=北海道栄)を抜てきするなど、積極的に若手を起用し、この秋に多くのことを経験させチーム力を上げていく。