秋季リーグ戦が開幕した。新型コロナウイルス感染拡大により今春リーグ戦は中止となったため、昨秋以来1年ぶりの開催となった。開幕試合は、昨秋からの連覇を狙う中大が東洋大を0封して白星スタート。立正大、国学院大も勝利した。

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昨秋の覇者・中大が開幕戦に快勝した。3回に森下翔太外野手(2年=東海大相模)の二塁打で先制すると、8回には2点を加え、3投手をリレーして逃げきった。

森下は「昨秋は三振が多かった。転がせば、なにかあるんで」と練習の成果を口にした。8月に元監督の宮井勝成氏が94歳で亡くなった。ドラフト候補に挙がる牧秀悟主将(4年=松本第一)は「優勝して、いい報告をしたい」と一戦必勝を誓った。