阪神西勇輝投手(29)が24日、25日ヤクルト戦(神宮)の先発に向けて、西宮市内の甲子園で調整した。キャッチボールやダッシュなどで体を動かした。3試合連続完封勝利の大仕事に挑むマウンドになる。「完封というのは、できて当たり前、とかでできるものではないので、記録よりも自分の仕事をすることを大切に1球1球、投げていきたいですね」と地に足の着いたコメントだった。

前回登板の17日巨人戦(東京ドーム)で2試合連続の完封勝利。阪神投手の日本人では92年湯舟以来、28年ぶりだった。しかも、2戦とも無四死球でのシャットアウトで阪神では69年若生以来、球団51年ぶりだ。「(3戦連続完封を)できたらうれしいですし、できたことに越したことはないですが、まずは自分の仕事をまっとうしたいですね」と話した。9月は3戦3勝で防御率1・05と好調だ。