ヤクルト西田明央捕手が25日、神宮のクラブハウスで「東鉄工業プレゼンツ燕(えん)の下の力持ち賞 第1回前半戦」を受賞した。今年から始まった賞で、栄えある第1号に選出された。

球団マスコットのつば九郎から、目録を手渡された。賞金の使い道について、西田は「縁の下の力持ちということで、いつも家で奥さんが頑張ってくれているので、何かおいしいものでも」と笑顔で話した。

評価ポイントは、8月15日DeNA戦(横浜スタジアム)で史上82人目(通算93度目)のノーヒットノーランを達成した小川泰弘投手を女房役として好リードした試合。縁(燕)の下の力持ちとして、投手を支えた。その試合を振り返り「最後の打者が2ストライクになって、ここで打たれたらアカンと。緊張しました。(ノーヒットノーランは)なかなかいない。そういう記録に名前残るのうれしいこと。さらにもっと勉強して頑張りたい」と話した。

今季は、負傷者が相次いだ捕手陣の中でスタメンマスク41試合、50試合出場とチーム最多をマークしている。