ロッテが逆転負けし、アドバンテージを含めて0勝2敗でソフトバンクに王手をかけられた。

復調傾向の安田に1号2ランが出るなど、5回までに苦手の千賀から3点を奪った。

だが2点リードの6回、守りにミスが出た。1死二、三塁で投手が美馬から東條に交代。遊撃への当たりは藤岡の送球がやや高めにそれて適時内野安打となり、1点差。なおも1死一、三塁でマウンドは3番手の唐川に。牧原を二ゴロ併殺に打ち取ったかに見えたが、中村奨からの送球を一塁井上が捕球できず、同点に追いつかれた。

そして8回、5番手で登板した沢村拓一投手(32)が2四球で2死満塁のピンチを招き、遊撃内野安打で勝ち越しを許した。

井口監督は「代わったピッチャーもね、しっかり打ち取ってはくれたんですけど。そこでね、野手でミスが出てしまった。ああいうミスが出たらこういう短期決戦は流れが向こうにいってしまう。もう1回引き締めて明日頑張ります」と話した。