兵庫ブルーサンダーズ(来季から神戸三田ブレイバーズ)を自由契約となった最速149キロ右腕の落合秀市投手(19=和歌山東)は、NPBを目指し現役続行の意向を示していることが4日、分かった。

落合は和歌山東高3年時の昨夏、「紀州の豪腕」として日米のスカウトから注目を浴びた本格派右腕。昨秋のドラフト会議で指名有力候補とされたが、まさかの指名漏れ。その後、兵庫と入団合意したが昨年11月の入団会見の出席をキャンセル。今年2月の入団会見で改めて出席し、NPB入りの目標を口にしていた。入団1年目の今季は9試合に出場し、0勝3敗、防御率6・30の成績だった。

元阪神の橋本大祐監督(45)は、落合について「1年1年気持ちを切り替えて、新たな気持ちでやった方がもつかなと」と退団のいきさつを説明。現在は、独立リーグ他球団から声がかかっている状況といい「まだはっきりと決まっていません。後は本人次第なところはあると思います。年内に決まってくれたら良いなと思います」と話した。