ソフトバンク周東佑京内野手(24)が18日、ペイペイドーム内の球団事務所で来季の契約交渉に臨み、倍増となる年俸4000万円の提示を保留した。今季の2000万円から増額ながら「金額的には評価してもらったが、もっと走塁の価値を高めたいので、その話し合いをしたい」と理由を説明した。「自分の中で整理したい。1回持ち帰って、ゆっくりもう1回、話したいと思った」と話した。

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今季はシーズン後半から1番打者に定着。自慢の快足も発揮して、13試合連続盗塁の「世界記録」を樹立した。球団として本多内野守備走塁コーチ以来となる50盗塁をマークして、自身初の盗塁王のタイトルを手にした。17日に都内で行われたNPBアワーズでは、コミッショナー特別表彰の特別賞も受賞した。「どうしてもホームランとかがクローズアップされる。ホームラン打者でない打者はポイントが低くなってしまう」と球団に対して走塁の査定の見直しを願っていた。(金額は推定)