チーム原口でレギュラー奪取!阪神原口文仁捕手(28)が18日、大阪府内のグラウンドで自主トレを公開した。

チームの後輩の熊谷敬宥内野手(25)と望月惇志投手(23)を誘い、3人でトレーニング。オンライン取材に対応した原口は「今年はピッチャーも実戦が早くて大変なことっていうのは今までの経験から分かっているので、鳴尾浜でやってるモッチー(望月)を誘って。僕にとってもモッチーにとってもクマ(熊谷)にとってもいい練習ができるんじゃないかと考えて誘いました」とチーム結成の経緯を説明した。

練習メニューは原口が中心となり、望月と熊谷の意見も取り入れながら組んでいる。午前中にランニングや体幹トレーニングなど、体作りのメニューを中心に約2時間行い、午後からはロングティーなどで汗を流す。

昨年はひとりで自主トレを行っていた原口は「1人でやるより他人の目が合った方がしっかり頑張れるし、お互い甘えをなくすというか、厳しい目を持ってやろうと話している。先輩、後輩関係なく、注意しあえる、アドバイスしあえるので、そういうところはすごく実になっていると感じています」と充実した表情で話した。

望月も原口の誘いに「すごくありがたかったです」と感謝。13日に同郷神奈川県出身の一般女性との結婚を発表した右腕は「中継ぎでいったら、いい場面で投げられるように」と、勝ちパターンの一角入りを目標に定めた。熊谷は「守備に関してはエラーゼロを目指しているところ。守備練習から意識高く持ってやっていきたいと思います」と力を込めた。