昨年12月に国内フリーエージェント(FA)権を行使したロッテ松永昂大投手(32)が27日、ロッテへの残留を表明した。

現状維持の単年で契約し「去年何もできていないので、自分の成績もそうですけど、周りのサポートだったり、選手会長の益田をサポートしていければなと思います。数字の目標は特にないです。とりあえず、いけるところまで」と意気込んだ。

昨季は左肩のコンディション不良の影響もあって、登板は5試合に終わったが、すでに80メートルの距離でボールを投げるなど、順調に回復。海外FA権を行使した沢村の去就は未定ながら、プロ1年目から7年連続で40試合以上に登板し、通算359試合で防御率2・91とリリーフ陣を支える左腕の残留で益田、唐川、ハーマンらの救援陣は厚みを増す。