“ペタジーニ超え!” 全セ・阪神近本光司外野手(26)が2打席連続安打を放ち、前回サイクル安打を記録した19年の第2戦5打数5安打から続く7打席連続安打で、同一年ではないが、01年球宴でペタジーニ(ヤクルト)が記録した6打数連続安打(途中1四球含む)を超えた。

3回1死一塁でまわってきた第1打席では西武今井の初球、150キロ直球を右前へ鮮やかに運んだ。2点差とした5回無死三塁の第2打席では、日本ハム上沢から1点差に詰め寄る左前適時打をマークした。これで、近本は「パ・リーグを代表する投手から、こういうゲームで打つことができて、楽しみながらプレーできています。自分自身すごく楽しめているから、いい結果が出ているのかもしれないですね」と話した。

7回の第3打席ではロッテ佐々木千の初球を打ちにいったが一ゴロに倒れ、連続打席安打は7でストップした。

▼近本が第1、2打席で安打を放ち、5安打した19年<2>戦の第1打席から7打席連続安打。これまで球宴の連続打数安打記録は69年<2>戦~70年<1>戦高田(巨人=1四球挟む)と01年<2>戦~<3>戦ペタジーニ(ヤクルト=1四球挟む)の6打数で、近本の7打数連続安打は球宴新記録。