21歳のヤクルト村上宗隆内野手が名実ともに日本一の4番になった。

勝利の瞬間は目に涙を浮かべ「うれし涙ってしたことないんですけど、こういう感じなんだなって。プレッシャーがすごくて、それが終わった瞬間にほどけた」と安堵(あんど)。五輪金メダルと日本一を両方達成した1年を「できすぎ」と喜んだ。今シリーズは2本塁打で打線を鼓舞したが、打った日はともに敗戦。「僕が打たない方が勝ってる。日ごろの行い悪いんかな、みたいな感じです」と笑い飛ばした。