日本ハム宇佐見真吾捕手(28)が2日、札幌市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、400万円減の2000万円でサインした。

巨人から移籍後、3年目で最も少ない32試合の出場にとどまるなど、悔しいシーズンとなった。守備面では高い評価を受けているが、打率は1割1分6厘と低迷。球団側から「バッティングで期待しているので、そこをもう1度取り返して欲しい」と言われ「真っすぐを1発で仕留めることに重きを置いていきたい。速いボールに目を慣らすのも大事。バッティングマシンを速いスピードに設定して、打ち続けるしかない」と、オフのテーマを掲げた。

シーズン中から断食を敢行するなど、肉体作りにも余念がない。今季限りで鶴岡慎也捕手兼バッテリーコーチ(40)が退団し、7人いる捕手陣では最年長になった。「ユウシ(清水)やリョウ(石川亮)に勝って、1軍に出たい」と正捕手の座を狙う。(金額は推定)