ルートインBCリーグの茨城は24日、大塚虎之介外野手(24)と契約に合意したと発表した。父は大リーグのパドレスやレンジャーズでプレーした、来季は中日1軍投手コーチを務める大塚晶文氏(49)。登録名は「虎之介」の予定。

虎之介は1997年(平9)宮城県生まれ。04年、父の米移籍に伴い、サンディエゴに移住した。名門ランチョ・バーナード高からサンディエゴ大に進学。右投げ左打ちの俊足巧打の外野手として、大学3年時の20年MLBドラフトの指名候補に挙がった。日本人初の親子2代での大リーガー誕生へ期待がかかったが、指名漏れ。日本でのプレーを選択し、NPB入りを目指す。

虎之介は「アメリカではMLBドラフトで指名を受けることができず、とても悔しい思いをしました。私の目標であるNPBへ行くにはどこでプレーするべきかを考え。茨城アストロプラネッツでプレーすることに決めました。ドラフト指名されるよう頑張ります」とコメントした。