日本ハムは18日、日本プロ野球選手会から昨年11月に3選手を「ノンテンダー」として自由契約とした事案について7日に抗議文が届いた件について、この日までに話し合いの場を持ち、双方の認識を確認し合ったことを発表した。その結果を以下の通り、公表した。

「今週、日本プロ野球選手会と話し合いの場を設け、昨年11月16日に当球団が公表したフリーエージェント資格取得3選手に関する取り扱いについて、当球団の考え及び経緯を説明し、選手会からの文書で指摘されるような『選手の価値を一方的に下げる』意図など当球団には一切なかったこと、当球団は決められたルールを遵守していることを説明いたしました。その上で、選手会からの要望を真摯(しんし)に受け止め、選手やファンに誤解を与えることがないよう『ノンテンダー』という用語は今後使用しないことを伝えました。当球団は、今回の件を誠実に受け止め、誤解や誤認が生じないよう引き続き努めていく所存です」

同選手会は7日に、今回の事案について「単に選手の価値を一方的に下げるものです。そこで、当会は、本件球団が今後、選手の価値を一方的に下げるような態様で選手を取り扱うことを控えると共に、このような行為をノンテンダーなどと称し、選手やファン、社会一般に誤解を与えることがないよう、厳重に抗議しました」と日本ハムへ抗議文を提出していた。