創価大が駿河台大に2試合連続のコールド勝ちをおさめた。

昨秋首位打者で、今秋ドラフト候補の門脇誠内野手(4年=創価)は5球団のスカウトが見守る中、自慢の打撃でアピール。3打数1安打3打点1盗塁、犠飛と適時打で打点を稼いだ。

門脇は「いい緊張感の中の方が打てるんです。スカウトさんが来てると知って、『今日も打てるな』と思いました」と、プレッシャーへの強さを発揮した。

2-0で迎えた5回1死二、三塁。好機にも頭の中は冷静だった。「来た球をシンプルに踏み込んで打とう」。フルカウントからの低め変化球を片手で右前に運び、貴重な追加点をたたき出した。

相手左腕の紙田龍也投手(4年=片倉)には、7日の試合で完封負けを喫していた。「(自身も3打数無安打と)負けた悔しさがありました。あの場面で点が取れなかったら苦しい展開になっていたかもしれない。打てて良かったです」と、リベンジの一打を喜んだ。

堀内尊法監督(53)は「今日も門脇ですよね。今日は今シーズン初の3連戦目。難しさがある中、よく点を追加してくれました」と、たたえた。