阪神岡田彰布監督が15日、電撃トレードをぶっちゃけ解説した。この日楽天涌井秀章投手(36)と中日阿部寿樹内野手(32)ととの交換トレードが成立したことが両球団から発表された。指揮官の一問一答は以下の通り。

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-涌井がトレード

「そう? へぇ。誰とトレード? 阿部とトレードなったんや。中村(奨吾)抜けたっけ? あ、いま楽天か。ロッテちゃうな」

-楽天も右が多いから

「浅村とかぶるやんか。浅村ファーストか。いつも楽天、ドラフトで右バッター獲らへんもんな。生え抜きの右バッターおらんやろ。スイッチのあれくらいやろ、立教(出身の)の田中(和基)か。あとお前、右バッターおらへんで。俺よお楽天の試合解説しとったから。いつも言うとったわ。編成、右バッターとらへんのか、キャッチャー抜きにしてな。浅村もFAやからな結局はな。田中がやっとスイッチくらいやろ」

-右バッターは外国人ばかり

「外国人なんか結局2、3年やもんな」

-154勝の涌井が初めてセ・リーグに

「涌井? もうそんな。中日もな、しかし、点取らなあかんのに。どっちか言うと阿部いない方がな。誰使うんやろ」

-石川昂か

「でもそんなに、いきなりの戦力アップはないやろ。阿部はな、中日の中ではクリーンアップ打てるのあったからなあ。へぇー。そっか、涌井って楽天やな。まぁ別に。何勝してるからって、若い時に積み重ねてやからな。すごいなあ、涌井もチョロチョロするなあ。初めてセ・リーグか」