阪神藤浪、オコエに先制打許す「プロの厳しさを…」

阪神対楽天 2回表楽天1死一、三塁、藤浪はオコエに足もとを抜かれる中前先制適時打を浴び、ここから打者一巡の6失点(撮影・宮崎幸一)

<練習試合:阪神2-6楽天>◇20日◇沖縄・宜野座

 阪神藤浪晋太郎投手(21)が楽天との練習試合に先発し、2回に新人のオコエに先制打を許すと、暴投や味方の失策もあって失点を重ねた。

 11日の紅白戦に続く実戦登板は3回5安打6失点と振るわなかったが、直球の質の向上を課題にしていたといい「真っすぐの感触は前回より良かった」と前向きだった。

 注目ルーキーのオコエには低め直球をはじき返され「プロの厳しさを教えてもらった。いい振りをしている」と苦笑い。

 「ストレートの質もまだまだ上げていかないといけない。(投球の)細かい点を突き詰めていければ」と先を見据えた。