阪神ドラフト1位高山俊外野手(22=明大)がプロ初の春季キャンプを終えた。1カ月の猛練習に、充実の表情で「超変革という年に入れていただいて、本当に強くなった気がする。学生のころと比べてレベルも全然違う。もっともっとやらなきゃいけないことがあるんだなと感じられた」と振り返った。
昨年10月の右手有鉤(ゆうこう)骨骨折の影響で2軍スタート。高知・安芸でじっくりリハビリを進めた。掛布2軍監督の下で打撃改造にも着手すると、日に日に状態を上げ、25日に満を持して1軍合流。28日の紅白戦でランニング本塁打を放つなど大きなインパクトを残した。「安芸キャンプから入ったけど、向こうで指導していただいたのがこの沖縄でも生きたのかなと思う」と、けがの功名だったことを話した。いよいよ開幕へ向けて実戦ラッシュが始まる。背番号9も、もちろんレギュラー奪取に燃えている。
「僕は調整とかそういう立場じゃない。1日1日を大切に、全力でアピールしていけたらと思う」
厳しい練習に耐え、プロの世界でさらにレベルアップしたルーキーが、ここから暴れ回る。【梶本長之】