山本昌広氏が引退試合で114キロ!見納め3球三振

引退セレモニーで中日ナインから胴上げされる山本氏(撮影・今中雄樹)

<オープン戦:中日3-11ヤクルト>◇5日◇ナゴヤドーム

 昨年引退した元中日山本昌広氏(50)の引退試合が5日、ナゴヤドームでのオープン戦(対ヤクルト)で行われた。独特のフォームは、ついに見納め。先発マウンドに立ち、元同僚森岡に対して、初球は外角へ114キロストライク。さらに低めに109キロストライク。そして3球目、ボールになる低めのスクリューボールで空振りを奪った。219勝をもたらした制球力は最後もさえた。

 「114キロも出ていたから、もう少しできるんじゃないかと思った。ナゴヤドームのマウンドからの景色は独特です。投球練習の5球目が終わって、本当にこれが最後なんだと思いました」

 試合後のセレモニーでは「いつの日かまたユニホームを着て戻ってきたい」と、指導者としての復帰をファンに誓った。この日の観衆は3万4390人。34、サンキュー。最後まで野球の神様に愛された。伝説にはきっと続きがある。【柏原誠】