侍戦「指定」が「自由」に座席トラブル、悔しすぎる

日本対台湾 ライトスタンドで応援するファン(撮影・上田博志)

<日本代表強化試合:日本5-0台湾>◇5日◇ナゴヤドーム

 座席をめぐるトラブルがあった。指定席の内野一塁側A席の一部(321席)を自由席として開放してしまい、指定席の客が座れない事態に。仕切り柵を本塁方向に1ブロック間違えたのが原因。運営側は、先着された指定席の客を5階席に誘導。連絡先を聞いた上で後日、返金の相談に乗る対応をとった。

 運営のNPBエンタープライズは「おわびするしかありません」。試合中も係員に詰め寄る客の姿があり、京都市から来た男性は「前から3列目の席だったのに、連れて来られたのが5階。悔しすぎます」と不満顔。なお観衆は3万4910人で満員だった。