<オープン戦:ロッテ3-7西武>◇11日◇QVCマリン
西武十亀剣投手(28)が、開幕ローテーション入りに向け、順調な仕上がりをアピールした。今季1軍初登板で5回を3安打1失点。最速147キロの直球に多彩な変化球を交え、安定感ある投球をみせた。
投球に幅を持たせる目的で、キャンプから再挑戦中のシュート、フォークも織り交ぜた。「去年のままでは去年と一緒の結果になってしまう。少しでも自分の変化が必要。(シュート、フォークは)どういう投球をすれば打たれないかを考えて取り組んでいる球種。今日はキャンプからやってきたことを試しながら、試合を作れた点はよかった」と振り返った。
昨季は11勝を挙げてチーム勝ち頭となったが、春季キャンプは古傷の股関節痛を考慮し、B班(2軍)で送った。「焦りはないですが、(アピールには)少ないチャンスしかない。そういうプレッシャーをかけながら、今日は臨んだ。その中でしっかり投げられたと思う」と、手応えも口にした。
田辺徳雄監督(49)も高評価で、「(1軍)初登板でナイスピッチング。いい具合に荒れ球もあって、十亀らしい投球。ひと安心だね」と目を細めた。