巨人村田V打「あきらめたわけじゃない」先発に執念

7回表、2点適時打を放った村田(右)は、ベンチに引き揚げながら満面の笑み

<オープン戦:西武2-3巨人>◇13日◇西武プリンスドーム

 巨人村田が与えられた任務を遂行した。7回2死満塁で代打。岸の外角低めの直球に、豪快なスイングでなく軽打で一、二塁間を破り、決勝2点適時打で連敗を5で止めた。「つないでくれたのでランナーをかえそうと」と自我はなかった。

 チーム方針により岡本が先発で経験を積む日々を送り、村田は14試合中6試合の先発にとどまる。「置かれたところで集中して野球をやっている。モチベーションを上げながら毎日ね」。言葉を証明するように代打で8打数5安打。慣れないポジションに準備は難しいが、早い回から体を動かし、バットを振り、対応に努める。亀井は「修さん(村田)と『最近の野球は控えも大事だ』と話すんです」と明かす。もちろん先発に執念はある。村田は「あきらめたわけじゃない。でもいろんなバリエーションがあっていい。後からいって何かできるか。和真(岡本)も上がってきた。チームの勝利が第一」と役割に徹する。