高橋由伸監督が謝罪「暗いニュース…申し訳ない」

セ・リーグファンミーティング後の会見で暗い表情を見せる巨人高橋監督

 一からの再出発宣言だ。巨人高橋由伸監督(40)が14日、横浜市内で開催された「セ・リーグ ファンミーティング2016」に出席。イベント後、野球賭博問題や、この日明らかになった自チームの公式戦の勝敗に絡んだ金銭のやりとりなど、一連の騒動について謝罪した。25日のヤクルトとの開幕戦(東京ドーム)まであと10日。「我々は野球をしっかりやって信頼を回復していくしかない」と決意表明した。

 口元を引き締め、表情を硬くした。高橋監督はファンミーティング後、この日に一部の報道から明らかになった自チームの公式戦の勝敗に絡んだ金銭のやりとりについて質問された。少しの沈黙後、口を開いた。

 高橋監督 詳しい(報道)内容は知らないですがいろんな話が出るのは残念。開幕前に暗いニュースばかり、うちのチームで出てしまって、本当に申し訳ないという言葉しかないです。

 昨秋からの福田聡志(32)笠原将生(25)松本竜也(22)の元3投手に加え、8日に高木京介投手(26)の野球賭博問題も発覚。そこに、野球協約には違反していないものの新騒動が勃発した。高木京の問題判明直後は「残念ですが我々がどうこう言えることではない」と言葉少なだった。だが開幕まで2週間を切っても収束しない事態に、現場トップとして頭を下げた。

 トークショー中は、観客席からの厳しい言葉は、ほぼなかった。ファンが求めているのは真剣勝負だけ。直に触れ合い、再認識した。「『頑張れ』っていうのも『しっかりしろ』っていうのも(ファンの心境は)両方あると思う。しっかり受け止めてやらなくちゃいけない」と襟を正した。

 監督1年目。明るい話題で満載のはずだった開幕前に、逆風が続く。それでもファンの前では沈んだ顔を見せなかった。「チームとしても私自身もいいスタートを切れれば」と開幕ダッシュを誓った。

 高橋監督 ユニホームを着ている我々は、野球をしっかりやるしかない。しっかり野球をやって信頼を回復していくしかない。ファンの方々の期待に応えられるプレーをしたいです。

 グラウンドでの姿で示す。球団スローガン「一新 ~GIANTS PRIDE 2016~」を体現すべく、決意を込めた。【浜本卓也】