阪神高山、決意も新た「他のドラ1に負けたくない」

 阪神高山は、因縁の敵将から異例のエールを送られた。司会が、他球団の気になる選手を問うとヤクルト真中監督が「個人的には高山君に頑張ってもらいたいですね」。すかさずタレント松村邦洋が「ドラフトの遺恨もありますし」と突っ込むと、壇上の金本監督も爆笑した。そのやりとりは、舞台裏にいた高山にも聞こえていた。

 昨秋ドラフトで競合し、外れクジなのにガッツポーズした真中監督、外れたと思って確認しなかった金本監督、当事者の高山が、あの珍事から初めて一堂に会した。他球団のドラ1とも顔を合わせ、高山の決意も新た。「小笠原君以外は同学年だし負けたくない。(名勝負で)盛り上げていければ」。金本監督もこの日、開幕スタメンについて「打ち続けたら外すわけにはいかないでしょ」と踏み込んで方向を示した。「先のことまで考えられる状況ではないです」と冷静だが、高山にとって刺激たっぷりの1日になった。