楽天嶋ら5選手から被災3県の小6へ卒業祝いカード

 子どもたちに、明るい未来を築いてほしい。楽天嶋基宏捕手(31)ら5選手が、宮城・岩手・福島の被災3県で卒業する小学6年生約5万人へメッセージカードを送ることが14日、明らかになった。東日本大震災から丸5年。未曽有の災害を体験した小学生のことが気になっていた。悲しい経験から前を向くため、家族や友人との絆を大切にし続けて欲しいと伝えるために、嶋が球団に打診。贈呈が決まった。

 参加したのは嶋、藤田、銀次、則本、松井裕の5選手。桜の背景に卒業祝いのメッセージが書かれ、それぞれの選手による直筆の言葉が掲載される。サイズは見開きでA4。3県合計で1234校、4万9640人の卒業生に配布される予定だ。

 嶋は「東日本大震災で被災された子供たちに何か出来ないかと考えていました。卒業シーズンということもあり、今回は岩手・宮城・福島の3県の小学校の卒業生たちに、メッセージカードを贈らせていただきます。卒業生の皆さん、ご卒業おめでとうございます」とコメントした。

 楽天は14年から東北6県の新小学1年生に帽子をプレゼントするなど、子どもたちへの活動を積極的に行っている。今回は選手が自発的に復興支援の一環として行いたいと球団へ相談していた。夢の実現を後押しする言葉は子どもたちに勇気を与えるのは間違いない。震災発生から6年目となったが、風化させることなく東北とともに歩み続けていく。