<オープン戦:中日4-1日本ハム>◇15日◇ナゴヤドーム
無言の重圧に勝った!? 3番に座った2年目の中日遠藤一星内野手(26)が機能した。オープン戦では2月21日楽天戦(北谷)以来の「3番・遊撃」でスタメン出場。同点打に勝ち越し打と4打数2安打3打点の活躍で、勝利を演出した。
3回1死一、二塁には体勢を崩されたが低めへの変化球に右手1本で対応し、打球は右翼フェンス直撃。同点適時二塁打となった。5回1死二、三塁から中前へ勝ち越し2点適時打を放った。「(3番の起用は)監督の無言のプレッシャーかと。打てよ、もっと打てよと」と苦笑い。しかし、そのプレッシャーがうまく働いた。
これまでの野球人生で3番に座ることも多く、心構えはあった。「大島さんが1番ならチャンスに回ってくることが多い。試合の前からいろんなケースを考えていた」。得点圏で回って来る度に、バットで得点を生み出した。
谷繁監督は「今日はよく走者が出たので。これまで正直、動きようがなかった。動きを少し出してみました」と、犠打やエンドランなど足を絡めた作戦を仕掛けていった。3回と5回はともに1番大島、2番亀沢、3番遠藤が機能し、2日広島戦(刈谷)以来、約2週間ぶりの白星。オープン戦2勝目を手にした指揮官は「いい打順を組んでいきたい」と明言しなかったが、4番に新大砲ビシエドをはめ込めば、この日のオーダーが開幕に並ぶ可能性は十分ある。【宮崎えり子】