阪神ついに単独首位!金本監督「どうでもいいよ」

5回裏阪神2死一、二塁、金本知憲監督(左から2人目)は、四球を選んだ鳥谷敬に代走を送り、笑顔を見せる(撮影・宮崎幸一)

<オープン戦:阪神4-2オリックス>◇20日◇京セラドーム大阪

 金本阪神が、ついにオープン戦の単独首位に躍り出た。

 1回に福留の適時打で先制し、2回にも高山の適時打で加点。3回に追いつかれたが、その直後にタイムリー2本で勝ち越し、逃げ切った。この日の試合前まで4チームが1位タイだったが、頭1つ抜け出して頂点に立った。金本知憲監督(47)は「どうでもいいよ。首位だったの? 知らんかった」と笑い飛ばした。実はオープン戦14試合を終えて、チーム本塁打はゼロ。まさに春の珍事とも言える単独トップ浮上だ。