楽天松井裕2K9球締め「仕上がり85%くらい」

前夜との連投となった楽天松井裕は最終回を3者凡退で仕留めた(撮影・小沢裕)

<オープン戦:DeNA5-6楽天>◇20日◇横浜

 25日に迫った本拠地開幕戦の9回は任せろ! 楽天松井裕樹投手(20)が20日、地元横浜で行われたDeNAとのオープン戦の9回を9球で締めくくった。今季初の連投で、初の3者凡退と首脳陣をうならせた。1人目の松本啓はスライダーで、続くロマックは外角低めのチェンジアップで連続空振り三振。最速145キロの直球も走り、バットに当てられたのは最終打者飛雄馬の右飛だけだった。「連投のマウンドで初めて3人で終われて、三振も取れた。85%くらい仕上がりました」と万全を伝えた。

 圧倒的な投球で、沖縄・久米島キャンプ終盤に調整が遅れた不安を打ち消した。梨田監督は「1点差で、連投でこれだけの気持ちいい投球。開幕に向けては十分でしょう」と安堵(あんど)の表情だった。守護神2年目を迎え、マウンドに上がるまでの準備も進化した。登板直前のブルペン。長坂ブルペン捕手から「肩があまり前に出ていない」と助言を受けると、ブレッシングなどの呼吸法を交えた体幹エクササイズで再調整する余裕があった。「その日の100%を出せる準備をしています。引き出しが増えていくのは強みです」。経験と自信を積み重ねて迎える16年シーズン。胸を張って開幕戦に挑む。