楽天塩見、次につながる今季初白星「波に乗りたい」

楽天対西武 力投する楽天先発の塩見。今季初勝利を挙げた(撮影・下田雄一)

<楽天15-4西武>◇2日◇コボスタ宮城

 ゴロ量産で今季初白星を手にした。楽天塩見貴洋投手(27)が西武戦に先発。7回6安打2失点で勝利した。大量援護から、エンジンがかかった。4回。5-1と逆転してもらった直後だった。「ビッグイニングを作らないのが課題。前回も点を取ってもらった後に逆転された」と丁寧に低めに攻める意識を強くした。先頭の浅村を外角130キロのフォークで三ゴロに仕留めると、一ゴロ、投ゴロと料理。波に乗った。

 初回に好敵手に痛打され、先制点を許した。西武先頭打者の秋山に136キロの直球を打たれ、左中間を破られる二塁打。八戸大の同級生で最も意識する相手の安打から早々に1点を与えてしまった。オフには食事にも出かける親友。前日には「同級生をどう抑えるか考えて寝ます」と話すほど意識していた。この日の対戦成績は4打数2安打。「対戦成績がここ2年で思わしくない。悔しいっちゃ、悔しい」と振り返った。

 それでも「あいつ1人と対戦しているわけではない」と冷静だった。低めへの制球を崩さずに、21アウト中13個がゴロ。点差が開いても集中力を切らさずにテンポよく、持ち味を発揮した。「6、7回の投球は次につながりますね。白星がつけられたんで、波に乗っていきたい」と手応えを口にした。唯一心残りがあるならば、3回の秋山に打たれたボテボテの二塁内野安打。「あいつはあれでもヒットっていうのが憎たらしい(笑い)」。次は完全に抑えてみせる。【島根純】