巨人今村、無念の降板 勝ち投手の権利まであと1人

5回裏広島2死三塁、今村(左)は田原誠とタッチをかわしてベンチに下がる(撮影・山崎安昭)

<広島3-4巨人>◇3日◇マツダスタジアム

 巨人今村信貴投手(22)が今季初先発で勝ち投手の権利へあと1人として降板した。

 2回1死一、三塁などピンチを迎えながらも4回まで無失点に抑えた。だが5回2死から死球、四球、三塁打で2点を返されたところで交代を告げられた。昨季は未勝利だった左腕は「調子自体は悪くなかったです。ランナーを出しながらも粘りの投球はできていたと思いますが、(5回は)デッドボールとフォアボールで自ら崩れてしまいました。もう少し長いイニングを投げたかったです。リリーフの方々に申し訳ないです」と話した。