ソフトバンク守護神サファテが9月以来の被弾&黒星

9回表1死、サファテはデスパイネに決勝本塁打を浴びぼう然(撮影・梅根麻紀)

<ソフトバンク3-4ロッテ>◇6日◇ヤフオクドーム

 ソフトバンクの守護神サファテが驚いた表情で中堅右のホームランテラスへ消えた打球を見送った。9回、デスパイネに152キロ直球を叩き込まれ決勝1号ソロを許した。「もう少し低めに投げればよかった。直球を狙われた」と悔やんだ。昨年9月22日の日本ハム戦以来の被弾と黒星。移籍後14年、15年と1敗ずつしかしていない助っ人が、開幕10戦目で早くも1敗を喫した。

 先発千賀は8回を3安打11奪三振の力投ながら、2被弾で3失点。ロッテの本塁打3発攻勢にやられた。工藤監督は「(3発とも)相手がフルスイングしやすいカウントで直球だった。狙い打ちされる形になる」と配球に苦言を呈した。

 今季初の連敗。借金2は13年7月25日楽天戦以来3シーズンぶり。工藤監督が一番大事にしているカード勝ち越しも開幕から4カードすべて逃した。これは93年以来のこと。3連覇を狙うチームが乗り切れない。

 打線は3得点ながら11安打を放ち、チャンスを多く作った。開幕10戦すべて違うオーダーで臨むなど、まだ今年の形が固定されない中、調子は上がってきた。工藤監督は「始まったばかり。チームの状態がよくなることの方が大事。(打線も)少しずつよくなっている」と前を向く。

 今日7日は摂津で連敗を止めにいく。開幕からまだ2戦勝ち星のない摂津は「最後のつもりで頑張ります」とエースのプライドをかけ、ロッテ涌井と投げ合う。【石橋隆雄】