日本ハム栗山監督、大谷二刀流再考「最適な起用を」

仙台空港で松島の夕日の写真を横目に搭乗ゲートに向かう日本ハム大谷(撮影・井上学)

 日本ハム栗山英樹監督(54)が11日、大谷翔平投手(21)の投打「二刀流」起用法について、再考する考えを明かした。3試合に登板していまだ勝ち星のない大谷について「投げた試合は勝ちきらなければいけない。その理由はどこにあるのか…。チームが勝つために、どう翔平が動けるのか。もっと考えなきゃいけない」と、最適な起用法をあらためて探ることにした。

 今季は週4試合(投手1、野手3)の出場を目指している。通常の先発投手であれば休養にあてられる、登板2日後の野手出場には消極的だったが、それも含めて再検討。打率3割3分3厘、2本塁打と状態がいいこともあり、今日12日オリックス戦(京セラドーム大阪)も「体の状態を見て」、問題がなければ起用する考えだ。

 “奥の手”導入の可能性もゼロではない。打者大谷の出場試合(打率2割7分)は不出場試合(2割3分3厘)に比べ、チーム打率は上がる。攻撃力がアップしていることは明らかで、そうなれば自然と持ち上がるのが登板試合でも打席に入る「リアル二刀流」。同監督は「それだってキャンプのときから考えている。本人とも話はしている」。体の負担が大きく現実的ではないが、否定はせず、あらゆるプランを検討している。

 チームは借金「3」の5位と低迷。大谷はオリックス戦へ向け「(ディクソンは)いい投手なので、1点でも多く取れたらいいです。まだ始まったばかりだけど、1つでも多く勝ちたい」。投手としての悔しい思いは胸に秘め、バットで貢献する。【本間翼】