広島新井、古巣阪神3連戦で感謝の2000本安打だ

中日戦は降雨中止となり、室内で打ち込む広島新井(撮影・栗木一考)

 感謝の2000安打、見せちゃるけえの~! 広島新井貴浩内野手(39)が阪神戦での2000安打達成を目標にした。リップサービスも込みだろうが、きっぱりと言った。

 残り11本に迫った金字塔。静かに、シナリオを描いていた。歓喜の日を22日からの阪神3連戦(マツダスタジアム)にロックオン。08年から7年間在籍した阪神戦で決められれば、これ以上の恩返しはない。謙虚に、感謝の思いを込めて口を開いた。

 「チームの勝利に貢献することが第一だし、数字にこだわりはない。でもその巡り合わせで阪神戦で達成出来たらいいですね。両チームのファンにお世話になりましたからね」

 理想は偉業までのプロ野球生活18年を支えてくれた両チームのファンの前での達成だ。もちろん、阪神戦となれば就任直後に「たくさんのご指導、ご鞭撻(べんたつ)をね、いまだに、いただいていますので。その分、しっかりお返ししたいですね」と表現していた金本監督の眼前となる。シーズンに入れば当然の真剣勝負。だが、ファンは“師弟いじり”の一夜限りの復活への想像も膨らむ。

 この日予定されていた中日戦(マツダスタジアム)は今季初の雨天中止。「体としてはどっちでもよかったけど、雨だからね、仕方ない」。室内練習場で打ち込み、状態を整えた。

 阪神戦までは残り5試合。3連戦の最後に達成するとしても、8戦で11安打が必要。1試合で1・4本ペース。ここまで15試合で18安打を打ち1試合で1・2本のペース。簡単ではないが、百戦錬磨のスラッガーならやってくれそうな気配が漂う。【池本泰尚】

Read more!