「ダル方式」もOKだ。オリックス福良監督が、今日23日ロッテ戦で先発する金子に初勝利を期待した。ここまで4戦勝ちなしの右腕に「あいつが勝たないとチームとして前に進んでいかないからね」と奮起を促した。エース右腕は22日、QVCマリンで行われた全体練習に参加した。
長らく金子の女房役を務めてきた伊藤が2軍落ちし、前回16日西武戦では山崎勝と初の先発バッテリーを結成。ただ8回途中7失点で2敗目を喫した。指揮官は配球面も指摘。「前回はちょっと球種に偏りがあった。自分からサインを出してもいい」と、金子が主導権を握ることも容認する構えを示した。
福良監督は日本ハムのコーチ時代、ダルビッシュが捕手鶴岡の出すサインに何度も首を振るシーンを見てきた。「ダルはマウンドの上から『(投げたい球と)違う!』と声を出したりしてたからね」。金子にそこまで求めないにしても、投げたい球は主張すべきとの考えがあるようだ。
金子はいつもように登板前日は無言で集中モードに入った。防御率7点台と不振が続く右腕に、やっと笑顔が見られるのか。投球前の山崎勝とのサイン交換も注目される。【大池和幸】