日本ハム大谷翔平投手(21)が、スタメン落ちする可能性が出てきた。栗山英樹監督(54)は25日、福岡空港で取材に応じ、今日26日楽天戦(札幌ドーム)の大谷の野手出場について「左(投手の塩見)がくるというのもある。考えます。どれが勝ちやすいのか」と、慎重に言葉を選んだ。平日のカードは打者出場が続いている今季だが、故障者を抱えるチーム事情もあり、頭を悩ませている。
24日ソフトバンク戦では右手指にできたマメの影響で降板し、いまだ勝ち星のない大谷。幸い次回登板と打撃には影響がなさそうだが、ポイントは左足首痛をおして出場している陽岱鋼の存在だ。
体が万全ではなく、DHでの出場が続く。現時点で守備に就くことは難しく、DHの枠を陽か大谷で選ばなければいけない。陽は21日西武戦で決勝本塁打を放ち24日ソフトバンク戦でも2安打。対塩見は昨年、9打数3安打と好相性を見せている。
不安があるとすれば走塁面。栗山監督は陽のケガについて「その日によっても違う。しっかりと見極めたい」と話しており、状態によっては土壇場で大谷の起用に踏み切ることもゼロではないが、手駒を最大限に生かせないジレンマを抱えている。【本間翼】