DeNA今永14K2失点も4敗「粘れなかった」

5回裏阪神無死一塁、陽川に逆転2点本塁打を許す今永(撮影・宮崎幸一)

<阪神2-1DeNA>◇29日◇甲子園

 DeNA今永昇太投手(22)が14奪三振の好投も、プロ初勝利はかなわなかった。

 6回2/3を投げ、被安打3、2失点。プロ入り後、初めてリードして迎えた5回に阪神陽川に逆転2ランを食らい、4敗目を喫した。

 「粘れなかった。相手の投手陣もベイスターズの中継ぎ陣も粘った。僕だけが粘れなかった」と自身を責めた。アレックス・ラミレス監督(41)は「どうしても援護ができない。野手はベストを尽くしている。本来であれば4勝、3勝、していてもおかしくない内容の投球をしてくれている」と、ここまで33イニングで味方の援護が2点しかない左腕をかばった。