慶大が先勝、中3日も東大エース宮台から5得点

8回裏無死、慶大・須藤が本塁打を放つ(撮影・鈴木正人)

<東京6大学野球:慶大6-1東大>◇第4週第1日◇30日◇神宮

 慶大が東大の左腕宮台康平投手(3年=湘南)から5点を奪い、先勝した。

 2-1で迎えた6回、須藤隆成捕手(4年=創志学園)が三塁打して2点を加え、勝負を決めた。8回には初本塁打も放ち、3安打3打点の大暴れだった。

 前週の明大戦は4回戦にもつれ込む激闘。挙げ句、勝ち点を落とし、ナインはガックリして球場を引き揚げたものだった。中3日での試合となったが、好投手宮台をしっかり捉えた。

 大久保秀昭監督(46)は「今の選手は切りかえが早い。そこは私も勉強させてもらっています」と話していた。