谷繁監督笑顔、桂のリードに説教 直後に勝ち越し弾

4回表終了後、谷繁監督(左から2人目)の叱責を受ける桂(撮影・宮崎幸一)

<中日4-2阪神>◇3日◇ナゴヤドーム

 中日が連敗を3で止めた。

 前カードの広島戦は3試合で計31失点と投手が不安定だったが、先発ジョーダンが7回2失点と奮闘。同点の5回に桂の3号ソロで勝ち越し、リードを守りきった。

 阪神には4連勝で、ナゴヤドームでの対戦だと昨年から6連勝の強さだ。

 谷繁元信監督(45)は桂に対し、前の回にリードについて“説教”していた。そのあとに決勝の1発が飛び出し「びっくりするようなときにいつも出る。捕手にはそのつど厳しいことを言っているので、打ったときくらいはホメないと」と笑顔だった。