巨人江柄子5失点 598日ぶりマウンド勝利飾れず

巨人対広島 5回途中、交代を告げられた江柄子(手前)はマウンドを降りる。捕手小林誠(撮影・山崎安昭)

<巨人1-6広島>◇4日◇東京ドーム

 巨人江柄子裕樹投手(29)が598日ぶりの1軍先発マウンドを勝利で飾ることはできなかった。

 2回に明大の後輩野村に先制の適時打を浴びると、4回も同じ形で失点した。4回1/3を6安打5失点(自責4)で降板。「緊張はしていないと思っていましたが、いつも(2軍で投げていたとき)の自分とは少し違っていたのかなと。カウントを悪くして、自分自身を苦しめるピッチングになってしまいました」とコメントした。