中日吉見「ショック」7失点 復帰星またお預け

4回を投げ終え、吉見(左)はベンチで険しい表情を見せる。右は近藤コーチ

<中日0-9阪神>◇4日◇ナゴヤドーム

 中日吉見一起投手(31)がまさかの7失点KOを食らった。初回から制球に苦しみ、カウントを悪くした。4回に原口の3ランなどで5点を先制され、5回も3安打で2点を奪われたところで右腕にタオルが投げ入れられた。

 わずか数センチの出し入れで勝負する正確無比な制球力を誇る。ストライク、ボールどちらともジャッジできそうな判定が、ことごとく吉見には「凶」と出た。

 「ちょっとショックですね。前回から修正して、気持ちよく過ごしてきたので一気に落とされた感じ。ボール、ボールで始まることが多かった。結果がすべてです」

 5失点した4回。先頭鳥谷への四球から3連打され、2失点。走者を背負っても最後の1本を打たれない粘りのスタイルが身上。谷繁監督は「本来ならそこで止まるところで、失投で3ランを打たれた」と致命傷の1発を浴びた姿に、不調を感じ取った。

 昨秋に右肘の手術を受けたため、10日空けての3度目の先発だったが、初白星はお預け。「引きずっても一緒。やられた分はやり返すだけです」。今度も出場選手登録を外れ、チームに同行しながらリベンジのときを目指す。【柏原誠】